【世界史の読み物】趣味にしたい人におすすめの9冊

教養

このページでは、世界史を趣味にしたい人向けに、おすすめの本を9冊紹介します。

・学生時代に世界史が好きで趣味として再開したい
・歴史を学んで仕事や生き方に役立てたい

↑こんな人に役立つ読み物を選びました。

世界史を勉強したことがない人や、一から勉強しなおいしたい人には、以下のリンク先ページも参考にしてください。

世界史の勉強をしたい社会人へ。独学の方法やおすすめ本
[7/13更新]社会人の世界史の勉強に役立つ本や教材があります。ただ使い方を間違えると学生と変わらい暗記で終わります。大人の勉強は仕事や生活に役立てる思考力をつけることが重要!世界史を俯瞰、抽象化して今に役立てる方法を紹介します。

会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

著者がビジネススクールや企業研修で会計を教えるさい、
歴史をからめて説明する手法が効果的だった。

という経験から生まれた本です。

会計にからめた、世界史の有名人のエピソードが楽しめる1冊です。

ストーリー形式と、図がふんだんに盛り込まれてるので
「会計はちょっと、、、」という人でも楽しめます。

あまりのおもしろさに、これって空想本じゃないの???と
思う人もでてくるかもしれません。

本に書かれてる参考文献をみれば、その疑問も払拭されるはずです。

東大名誉教授がおしえる やばい世界史

世界史に登場する偉人の「すごい」と「やばい」を見開き2ページで語る本です。

昨年(2018年)に「やばい日本史」が大ヒット、世界史版として本書が発売されました。

例えば、、、

始皇帝

すごい:12歳で王になり、中国全土を統一する

やばい:スピリチュアルにハマって猛毒の水銀を飲む

エリザベス1世

すごい:ドロ沼の家庭で苦労しながらイギリスを大国にする

やばい:1.3cmも盛る厚化粧で表情が固まる

サピエンス全史(上)(下)

2016年に発売され、かなり話題になった本なので既読の方も多いかもしれません。

世界史は好きなんだけれども、分厚い本、しかも2冊、、、と敬遠されていた人には
ぜひオススメしたい本です。

世界史を趣味として楽しむ方法のひとつとして、「考察」があります。

高校生のころは、テストのために暗記するのが主たる目的だったと思います。

大人の世界史は、考察して楽しめるが特徴です。

歴史だけでなく、漫画やアニメ、映画、ゲームなどでも、考察をSNSやブログで披露してる人がいますし、それを楽しみにしてる人も多いです。

自分もやってみたい!!!でも、世界史の考察ってどうやれば良いの??

そんな人に『サピエンス全史』はピッタリです。

世界を変えた100日

カメラが目撃した、世界を変えた歴史の瞬間を、写真と文章で確認できます。

内容は「1851年:第1回万国博覧会」から「2005年:ハリケーン・カトリーナ」までになります。

どんな写真を本におさめるかは、出版社や編集者の意向に左右されます。
よって、本書におさめられてるものだけで、歴史を語ることはできません。

しかし、それを承知のうえで、歴史的に有名な出来事を、報道がどうとらえ写真にしたのかを確認するのであれば、本書は有効な資料になります。

アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書

アメリカの小学生が学ぶ歴史なので、世界史というよりは「アメリカ史」ということになります。

英語と日本語の両方が掲載されてますので、英語学習にも使えます。

国家(アメリカ)が国民に、どういう歴史認識をもってもらいたいのか?

という視点で本書を読むと、アメリカ人の理解や交流に役立ちます。

同じアメリカ史でも、本国が描くそれと、日本の世界史では違う部分もでてきます。

どこが違うのかを探すの、本書の楽しみ方のひとつになります。

ミライの授業

中学生向けに書かれた本ですが、大人が読んでも十分楽しめる内容になってます。

自分が歴史を変える人物になれると思いますか?

そう質問されたら、ほとんどの人が「NO」と答えるでしょう。

歴史を変えてきたのは、その時点では、特別な存在ではなく、フツウの人。

「ミライの授業」には、今日から自分の生活にもいかせる「生き方」のヒントが盛り込まれてます。

法則1 変革の旅は「?」からはじまる
法則2 冒険には「?」が必要だ
法則3 一行の「?」が世界を変える
法則4 すべての冒険には「?」がいる
法則5 ミライは「?」の向こうにある

本書に登場する人物やエピソードを単純に楽しむの良いですし、偉人の生き方を通して5つの法則を自分のモノにするのも良いと思います。

荒巻の新世界史の見取り図 (上)(中)(下)

受験用の参考書です。

世界史受験といえば「ナビゲーター」や「実況中継」を使った人が多いと思います。

「荒巻の新世界史の見取り図」は、学生なら、使い方を注意しないといけない参考書(人を選ぶ)という但し書きが必用になります。

というのも、受験的には必要ないところまでふれてるからです。
(逆にいえば、そこが歴史好きには一番おもしろところ)

参考書といえば、歴史用語の説明に力点をおいてるものが多いです。
でも本書は、因果関係や流れに力点をおいて世界史が語られてます。

大人の場合は受験用に使うわけではありません。世界史を楽しむ書籍として最適の本といえます。

学生用なので、レイアウトも見やすくまとめられており、

ローマ人の物語

ファンの多いシリーズものです。

知名度は高いけれども、実態は???
これが本書がでる前の「ローマ帝国史」でした。

著者の塩野七生さんの、わかりやすい、読みやすい文章によって、ローマ帝国史は身近な存在となりました。

発売当時はハードカバーでしたが、今では文庫版もあります。
持ち運びに便利なので書いなおすファンも多いです。

ちなみにハードカバーだと全15巻
文庫版だと全43巻になります。

現在、塩野さんは「ギリシア人の物語」シリーズの執筆中で、こちらもファンからの評価は高いです。

 

その日何があったかがわかる 1日1話5分で身につく歴史の教養365

「1日1話5分で身につく歴史の教養365」の表紙画像

1日1話で教養が身につく歴史本です。

河合塾世界史講師の神野正史さん監修。

文章だけでなく地図や写真も白黒で掲載されています。
(ただし、1ページにつき1枚程度)

この本の特徴は、歴史的出来事の日付ごとに365日分が収録されていることです。

私は、その日のページを開き本書を通読。

次に資料集や参考書で復習するようにしています。

例えば、この記事を書いている10月11日のページには「トゥール・ポワティエ間の戦い
でイスラーム軍が徹底した日」として紹介されています。

「歴史の教養365」を気に入っている理由は、出来事の日付に着目して編集されているので、ランダムに復習できることです。

まず、本書を読んで出来事の背景が思い出せるかを確認しながら通読、忘れている所が多ければ参考書にあたるルーティーンで、1日10分ぐらい勉強してます。

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