社会人が教養を深めスキルアップするための5つのTips

教養

社会人になっても勉強は続きます。学ぶ場所が学校から、社会全般に変わるだけです。

会社員、経営者、主婦、退職された方、個々様々な環境があります。

 

資格、英語、接客法、エクセルの使い方、仕事術、時間術、文章の書き方、パワーポイントの使い方、人の育て方、マネジメント、おいしい料理の作り方、経営術、税、政治、経済、心理学。。。

例をあげればキリがありません。

これから、わたしの考える「教養」の定義、そして勉強してきた内容を話します。

 

ざっくり言うと

STEP1.自分の幅を広げる公式

STEP2.社会人に必要な教養マトリックス

STEP3.具体的な行動

 

この3点をお伝えします。

わたしのやってきたことを強制するつもりはありません。

これから教養を深めようと考えてる人に、何かしらの参考になれば嬉しいです(≧∇≦)b

 

追記世界史の勉強をしたい人向けの専用記事を作成しました。(2018.3.14)

世界史の勉強をしたい社会人へ。独学の方法やおすすめ本
社会人が世界史の勉強をするときに役立つ本や教材があります。ただ使い方を間違えると学生と変わらい暗記重視の学習で終わります。大人の世界史の勉強は知識を覚えるのではなく使う!仕事や生活に役立てる思考力をつけることが重要です。効果的にマスターするための2ステップ学習法を教えます。

新社会人は一般常識と専門知識を高めるべきたが。。。

社会人になりたて,20代は先輩に日々学びながら、実践と研修、自分でも本やセミナーなどを通し専門性を高めるべきです。

問題は、そのあとです。

・自分の興味関心のあるものばかりをやる人。

・時間を作って専門外の見識も広める人。

将来、この2人には大きな差がうまれます。

 

・日々積み重ねた経験や学習を切り崩しながら生きるのか?

・専門分野以外からも学び、ときには専門とミックスさせ進化するのか?

自分の関心が低い(=すぐに役立ちそうもない)分野にこそ、将来のスキルアップにつながる種があるのです。

進化の早い時代、今や5年先がどうなっているのか分かりませんよね。

 

・専門分野の変化に追いつけなくなる。

・競争激化による業界の統合、再編。

・ロボット技術(AI)の進化により仕事がなくなる。

あり得る話だと思いませんか?

 

今は大丈夫でも、将来何が起こるか誰にも分かりません。幅広く見識を深め相乗効果を生み続けなければ生き残れませんよね?

仕事の質は「仕事外の質」で決まる

レバレッジシリーズでお馴染みの本田直之さんの本に「仕事の質は、”仕事外の質”で決まる」という言葉があります。

フレンチのシェフを例に説明しています。

Q.料理人として伸びるのはだれ?

(1)忙しくて外食に行けないタイプ(仕事に忠実)

(2)忙しくても時間を作り、インプットのために他のフレンチのお店に出かけるタイプ。

(3)新たな発見のために時間を作り、、自分の専門(フレンチ)外の料理店(新店、繁盛店、人気店)にも足を運ぶ。

映画や舞台、アート作品にふれ自分の枠を大きくしているタイプ

A.3

お分かりの通り、3つ目のタイプが「のびる人」と本田さんは答えています。

【参考】『何を捨て、何を残すかで人生は決まる」本田直之

教養を深める=自分の幅を広げること

「自分の幅を広げる努力を本当にしているのか?」と自問自答してみました。

業務に関して精一杯やった、という自負はありました。

しかし、忙しい日々のなかで「自分の幅をひろげる努力」を怠ってきたとおもいました。

業務に関わる専門書、ビジネス書、雑誌は読んでるけれども、それ以外の分野の本はあまり読んでませんでした。

 

アナタはどうでしょうか?

 

アナタが販売員としましょう。

お客様の生活背景を想像する力があれば、最適な提案ができます。

相手のきもちになる、想像するには「自分の幅」を広げる必要があります。

30代の男性が20代の女性の生活や、心理状態を想像するのは難しいです。

 

しかし同じような世代が近くにいれば、聞き出すこともできるでしょう。小説やドラマ、映画にもヒントがあるかもしれません。

 

「教養を深める、高める」

というのは日常生活と全く関係ないこと、時間があったら勉強することではありません。

本田直之さんがおっしゃるように、時間を作ってでもやるべきことなのです。

前置きが長くなりましたが、これから社会人としての教養を高めるアイデアを紹介します。



自分の幅を広げる公式


自分の幅を広げるには↑の公式を意識すると、目標が明確になるのでオススメです。

 

・英語

英語は十分条件ではなく、必要条件

英語が出来ても出世できませんが、英語ができないと出世はできない。

村上 憲郎(元グーグル米国本社副社長兼グーグル日本法人代表取締役社長)2008、村上式シンプル英語勉強法 ダイヤモンド社

英語が話せないと、昇進できない、大きなプロジェクトに参加させてもらえない、転職で不利になるなど社会人にはリスクだらけです。

英語ができる人とできない人では、自分を生かせるチャンスに巡りあえる確率がちがいます。

「自分に英語は必要ない」と思っていても、外国人観光客の増加や、2020年東京オリンピック、外資系企業との合併など、外的要因がそうはさせてくれません。

・語彙力/論理思考力

教養はアウトプットしてこそ、役立ちます。

そこで重要なのが、「考えをまとめる力」と「伝える力」です。

どちらにも必要なのが、語彙力と論理思考力。

人間は文字にしないと、思考できません。だから非言語を言語化できる人が、AIの時代でも生き残ると言われてるのです。

語彙が少ないと、頭に浮かんでるイメージをまとめることも、誰かに伝えることもできません。

自分では自由に思考してる思っていても、考えるための道具=コトバの幅に依存してるのです。

 

山口周さんは「言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する」と『武器になる哲学』で書いてます。

 

私たちは、自分が依存している言語の組み合わせによってしか、世界を把握することはできないということ。

二つ目は、それでもなお、より精密に、細かいメスシリンダーを用いて計算するように世界を把握することを試みるのであれば、言葉の限界も知りながら、より多くの言葉=シニフィアンを組み合わせることで、精密にシニフィエを描き出す努力が必要だということではないでしょうか?

 

論理的思考力の重要性は今も昔も変わりません。
ただ、最近はその限界についてもふれられるようになりました

論理的思考を誰もが習得した世界があるとすれば、、、
同じロジックで突き詰めていけば、最終的にはどの人も同じ結論にたどりつく。

人間全員がそうなるのは無理だとしても、AIが代行する世界ならありえます。
論理的思考をベースとしつつ、それを超える何かが求められており、教養が注目されてます。

 

・教養

教養がないと、独りよがりの考えに陥ってしまいがちです。比べる知識がないので、自分が正しいと勘違いします。

だまされやすくもなります。論理展開が正しくても、真実ではないことがあります。ウソだと気づくには、根本的な教養(知識)が必要です。

 

ポイント

戦略的に教養を身につけるには、「英語」「語彙/論理思考」「教養」をバランス良く勉強する

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社会人に必要な教養マトリックス


社会人に必要な教養は、↑のマトリックスを意識して勉強すると、目標が明確になるのでオススメです。

 

・すぐに役立たないのが教養

教養は「接客のコツ」みたいな、明日からでも使えるテクニックではありません(ここが古典とビジネス書との違い)

「なんのために勉強してるの?」とやる気が落ちやすいので注意してください。

どれかに絞るのではなく、バランス良く勉強していきましょう。※一度に何科目もやる必要はありません。

 

・興味があるテーマから勉強する

好きなものからはじめてください。

マトリックス内の各テーマはつながってるので、最終的に全てを学ぶことになります。

座学で一番怖いのは、三日坊主で終わること。勉強した内容を実際に仕事で使ったり、知識の関連性が見えてくると、おもしろくなります。

ただ、最初は使ったりつなげるだけの知識がありません。だから1テーマ目は好奇心で選ぶべきです。

 

マトリックスを簡単に説明しておきます。

・経済学と経営学

「経済学」「経営学」は市場のルールや共通用語を知るための道具です。ルールも道具もなしにスポーツをしないのと同じで、最低限やっておくべき領域です。

 

・脳科学と心理学

人間は合理的に行動するのが前提の「経済学」だけでは、市場で勝ち残れません。

なぜなら、人間は必ずしも合理的に行動する生き物ではないから。

人間の不合理性を知るために「脳科学」と「心理学」を学びます。

 

・哲学、文学、自然科学

市場や人間の行動を把握してるだけでは、イノベーションは起こせません。

目の前の現象、データだけではつかめないことがあります。

それをカバーするには「なぜ」と疑問をもつ姿勢、誰にもみせない人間の内面を知る必要があります。

問い続ける「哲学」「自然科学」、人間の心を描く「文学」で補強します。

 

・歴史と宗教

目の前に広がる世界のキソは「歴史(日本史・世界史)」と「宗教」で学べます。

ここでいう基礎とは「目に見えない空気感」とも言えます。

外国人と接する機会が多い、海外で活動することが多い人ほど、「歴史」と「宗教」の知識は役立ちます。

 

日本人以外は「宗教」が行動や思考の基盤になってることが多いので、友人として、ビジネスパートナーとして、相手の基盤を知っておくことは重要です。

佐藤:少し前に欧米で大ヒットしたダン・ブラウンの『インフェルノ』が、日本では大ヒットになりませんでした。

なぜかと考えたら、日本人の多くは『インフェルノ』のモチーフになってるダンテの『神曲』に馴染みがないからだということに気づきました。

それで、『神曲』を読み直してみたんです。

池上:日本と欧米では、宗教的な教養のバックグラウンドが違いすぎるんですね。ユダヤ教、キリスト教系の人なら、子どものころからしっかり教え込まれていて説明のいらない話でも、日本人には説明されないとよく分からない。

池上 彰 ,佐藤 優 (2016)、僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意 、東洋経済新報社

 

「歴史は繰り返す」という言葉があります。過去と全く同じになりませんが、繰り返すパターンが予測できれば、イノベーションを起こす材料としても使えます。

過去を知ってるだけで、今と未来を行動しやすくなるのです。

 

関連リンク:

世界史の勉強をしたい社会人へ。独学の方法やおすすめ本
社会人が世界史の勉強をするときに役立つ本や教材があります。ただ使い方を間違えると学生と変わらい暗記重視の学習で終わります。大人の世界史の勉強は知識を覚えるのではなく使う!仕事や生活に役立てる思考力をつけることが重要です。効果的にマスターするための2ステップ学習法を教えます。



勉強開始!3ヶ月の短期集中学習

あなたが興味のある分野を選びましょう。

選んだら、それに関する書籍を買って集中的に勉強をはじめます。

ポイントは期間を区切って取り組むことです。

なぜなら学問に終わりはないからです。

時間を決めないとダラダラやってしまうのも良くありません、

おすすめは3ヶ月で1分野の集中学習です。

6~12ヶ月だと長過ぎて飽きるかもしれませんし、1ヶ月では短すぎて成果が中途半端になりかねません。

社会人の勉強に「暗記」はいらない

「勉強」と言われてもピンとこない方もおられるかもしれません。

学生のころのように定期テストがあるわけでもないし、もっと言えば「必ず正解がある勉強」ではありません。

なので、暗記しようとしなくてokです。まずは本を読むことから始めましょう。

脳科学者の茂木健一郎さんは「学びとは読むことだ」と述べてます。
(『頭は本の読み方で磨かれる』)

知性というのは「どれだけたくさんの人の立場で考えられるか」ということだとぼくは思います。

それは「読む」ことによって養われる力なのであり、知的活動の現場で、実際に重要視されているのが、積極的な読書なのです。

 

(1)本の全体像を確認
(2)付箋をはりながら読む
(3)本にメモする
(4)まとめる(ノート左側)
(5)定期的に見直す
(6)付箋をはってない部分を中心に読む

 

本の全体像を確認

ざっくりで良いので本全体を見渡します。

内容の把握よりも、本1冊をさっさと読み切ってしまうのがポイント。

理由は、社会人の勉強の挫折する理由は、本を丁寧によみすぎて時間ばかりかかって、途中で飽きて挫折するからです。

まずは、「1冊読んだぞ!!!」という達成感を脳にすりこませてください。

わたしは、はじめのころは本を「1日◯◯ページ」と決めて読んでました。
1日で読んでしまうのがモッタイナイという気持ちもありました。

ただ、難しい本になると、途中で読むのがイヤになり投げ出すことが多かったです。

そこで、まずは1冊を読んだという自信を、意図的に作ることにしました。
それから、本を通して勉強するのが楽しくなりました。

読み方ですが、「読む」というより「見る」でokです。

制限時間を30分以内と決めてパラパラめくっていきましょう。
大事なのは必ず時間を守ることです。

付箋をはりながら読む

2周目になります。

気になった部分に付箋をはっていきます。

特に基準はありません。大事だと思ったところ、共感したところ、疑問に思ったこ
何でもokです。

本にメモする

付箋をはりながら同時進行で、疑問やひらめきをメモします。

すぐに忘れてしまうので、思いついたら即メモです。

なので鉛筆、ボールペンは、すぐ手にとれる場所に準備しておきます。

メモは本に直接書き込んでもよいですし、メモ帳でもokです。

メモ帳のばあいは、どのページの話なのかが、後から分かるようにします。

まとめる(ノート左側)

思考の整理として、ノートの左半分にまとめます。

きれいにまとめる必要はありません。

手書きする理由は、脳とダイレクトにつながる感覚になれるからです。

かつてパソコンでまとめてた時期もありましたが、手書きと感覚そのものが違うことに気づき、今のやり方に戻しました。

基本的には付箋をはった部分を、ノートに書き込みます。

ただ、必ず書くのではなく、ノートまとめ時点で心に響いたものだけを書き込みます。

そして矢印を書き込んで、そのあとに脳からふってくるメッセージをメモしてます。

矢印を書くと、その先を脳が考えてくれると本で読んだことがあり、実践したらうまくいったので続けてます。

はじめは、なにも浮かばないかもしれませんが、とにかく矢印を書いてみると良いですね。

大事なのは、付箋をはった部分を全てノートにまとめようとしないこと。

その日、心に響いたものだけで十分です。

ノートにまとめて、全てを覚えるという勉強ではないので、学校のテスト勉強にしないことが大事!

直感を重視すること、そして、脳との会話を楽しむのがポイントです。

自分で考えたことは、知識ではなく知恵、体験になります。

社会人の教養の勉強は、知識獲得ではなく知恵、体験を目的にするべき。

知識だけなら、スマホがあればその場で調べられるし、AIが得意とする部分で勝負しても先はみえてるからです。

定期的に見直す

本は、付箋をはった部分を中心に読み直します。

自分が成長するにつれて、同じ本でも見える景色が変わってきます。

なので1回読んだから、終わりではなく、何回も読み返しましょう。

読み終わるたびに、ノートを見直します。

前に記入済みの内容について、気付きがあればノート右側に追記します。

読み返して、新しく心に響いたものは、ノート左側に書き込みます。

付箋をはってない部分を中心に読む

自分の都合の良い部分だけを、読んでる可能性があります。

目的をもって読書すれば必然的にそうなるので、今度はあえて、付箋をはってない部分を中心に読みこんでいきます。

意図的に意識を向けると、新しい発見やアイデアが浮かびます♪

3ヶ月たったら、今度は別の分野に挑戦しましょう!
ポイントは、ノートは同じものを使うこと。
ノートは分野別に分けるよりも、教養の勉強を全て1冊にまとめたほうが良いです。
なぜなら、思考の横断がしやすくなるからです。
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