社会人の英語勉強法|3ヶ月の独学で話せるようになる方法

英語の勉強法

社会人が英語を効果的に勉強する方法をまとめました。これからスタートする人、一度は挫折して再チャレンジする人は参考にしてください。

スクールに通ったり、高い教材を買う必要はありません。

「独学でも英語は話せるようになる」ではなく「独学しないと英語は話せるようになりません」

そもそも「話せるようになる」というゴール自体が曖昧なのが、社会人の英語学習のハードルを高くしてます。

社会人の英語勉強法:3つの柱

社会人の英語学習3原則。短期集中、4技能分散、英語のまま理解する

 

短期集中で勉強する!

社会人は、学生と同じようには勉強できません。仕事や家事、育児があります。

「そんなの、言われなくても分かってるよ」と思うかもしれません。

 

ただ、学生のころの勉強方法ではじめて、挫折する社会人がとても多いです。

ゼロからはじめるより、過去の体験を参考にしたほうが楽だからです。

 

まずは、環境が違うことを認識する。

・勉強に使える時間が少ないこと。

・予定外のことが起こりうること。
例)急な飲み会、残業、子どもが熱だした、、、

「学生と同じように勉強してはいけない」と強く認識することが、社会人の英語学習のスタートです。

 

その視点で学習プランをねると

社会人の英語学習は「短期集中」であることが絶対必要です。

勉強時間を確保するために、英語に集中する期間をつくります。

期間は6ヶ月だと、モチベーションの維持がつらくなるので、3ヶ月をオススメします。

 

「読む/聴く/書く/話す」はバラバラに勉強

ひとつの教材で、英語4技能を強化できれば最高ですが、実際は難しいです。

なぜなら個人差はあると思いますが、4技能が均等に成長してる人は皆無だからです。

・スラスラ読める英文でも、耳だけで聴くと全然分からない。

・TOEICで900点台とってるけど、英語が話せない。

このように4技能の力がバラバラだということは、それぞれの分野ごとに習得すべき課題、レベルは違うということです。

それなのに、ひとつの教材だけで勉強するのは、とても効率が悪いと言わざるをえません。

 

まず、4技能の凸凹を意識して、各項目をどのくらいまで積み上げるかを考えましょう。

重要なことは、「4技能の均等化を目標にしてはいけない」ということです。

 

「聴く」と「読む」は勉強するほど伸びますが、「話す」はそこまで伸びません。

第二言語を学ぶ場合、どうしても「話す」は「聴く」「読む」をこえられません。

 

参考

[佐藤]
どの語学にも、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの要素があります

そのうち、「読む」「聞く」が受動的能力で、「書く」「話す」が能動的能力です。

その言葉を日常的に使ってない環境では、「読む」「書く」の受動的能力を基本に勉強するのが正しい方法だと私は確信しています。

能動的能力が受動的能力を超えることはありませんから。

『僕らが毎日やっている最強の読み方』池上 彰 、佐藤 優

 

「ネイティブのように英語をペラペラになりたい」を目標にすると、いつまでもたっても達成できず、教材だけが増えていくということになりかねません。

それよりも、ネイティブのように読んだり、聴いたりしたい、、、と目標にしたほうが結果的に「話す力」がアップします。

英語のまま理解するように意識

「英語(聴く)⇒日本語(書く=考える)⇒英語(話す)」よりも

「「英語(聴く)⇒英語(話す)」のほうがタイムラグが少なくてすみます。

 

「英語を英語のまま理解する」、、、

言ってる意味は分かっても、そのレベルに達するのはとても難しいです。

 

ネイティブでない限り、多くの日本人の思考部分は母国語(日本語)のはずです。

ただ、完全に「英語を英語のまま理解する」は難しくても、そこを目指して勉強することは有益です。

 

文章を返り読みせず、できるだけ前から訳す。

読み方を変えるだけで「聴く力」が変わります。

全てを日本語にしなくても映像で理解できるものもありますよね?

例えば「apple」を「りんご」になおさなくても、りんごの映像が頭に浮かぶ人は多いと思います。

それは、日本で「アップルジュース」という言葉として「apple」が使われてるからです。

「apple」は小学生でも知ってる英単語ですが、ここに学習のヒントが隠されてます。

英語を英語のまま映像として認識できるものを増やしていけば、今はダメでも数ヶ月後にappleと同じような状態の言葉を増やせるということです。

そのためには、できるだけ英語のまま理解する訓練が必要です。その具体的な勉強法はのちほど話します。

まとめ:

社会人の英語学習3原則

・3ヶ月の短期集中学習

・4技能(読む/聴く/書く/話す)は、それぞれの到達度が違うので、教材のレベルを変える。

・完全は無理でも、できるだけ英語のまま理解する(イメージ学習)

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社会人の英語学習プラン

使用教材(全体)

・ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典 [読む]

・スタディサプリENGLISH[聴く]

・1億人の英文法[話す]

・1分間英語で自分のことを話してみる[書く]

サブ教材
・中学英単語をひとつひとつわかりやすく。
・システム英単語Basic
・システム英単語    [単語を覚える]

英語の勉強1ヶ月目

使用教材

・ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典 [読む]

・スタディサプリENGLISH[聴く]

 

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典

ビッグファットキャットの世界一簡単な英語の大百科事典

英文を読むためのルールが、直感的にイメージできるようになります。

「英語を返り読みせず前から読みましょう♪」的なスラッシュリーディングを推奨する本ではありません。

やさしい英文でネイティブの感覚を体験できる、入門用かつ最強本です。

難しい英文法の用語は一切ありません。

解説がとてもていねい&イラストが説明にあっていておもしろいです。

 

この本で扱ってる英文をみて、「こんなの簡単♪」と思う人もいるでしょう。

ルールを使わなくても訳せる人も多いでしょう。

でも、あえてルールに従ってみましょう。この訓練が、難しい英文を読むときに生きてきます。

 

「なら、難しめの英文で練習すればいいんじゃないの?」と思うかもしれません。

しかし自分が9割以上単語を知ってる英文で、訓練するのが一番スキルアップには良いことが研究で判明してます。

 

参考

2001年にケンブリッジ大学が行った、外国語学習における多読についての研究があります。

結論からいうと、多読には効果があることが分かりました。ただし、それは文章中の98%の単語を知っている場合だけです。

つまり、自分の語彙力と比べて、ほんのわずかに難しい英文を大量に読んでいく学習法には効果があるというわけです。

『科学的に正しい英語勉強法』メンタリストDaiGo

 

「簡単な英文をたくさん読みましょう!」と言ってるのではありません。

「簡単な英文で、ネイティブの感覚で読む訓練をしましょう」と言ってるのです。

「英文を読む前には、単語と英文法の勉強が必要なのでは?」と思うかもしれません。

たしかに、単語と文法が必要です。しかし、その前に、英語を英語のままで理解するとはどんなことかを体感すべきです。

ということで1ヶ月目は「世界一簡単な英語の大百科事典」を使いましょう。

 

この本を読むこと、英語長文の理解は「S+V」を見つけることが本質であると気づきます。※本のなかでは「S(主語)」「V(動詞」という用語は使われてません。

英語の文章はレベルが上がるほど、1文が長く構造が複雑になります。

辞典で単語を1個ずつ調べても、最終的に頭に残らない(何をいってる文なのか分からない)という経験はありませんか?

まずは「誰が、なにが」+「どうする、どうした」だけマーカーで引いてみるのです。

細かい話はわかりませんが、ざっくりとしたストーリーなら分かるはずです。

参考

英語の文型は、はっきり言ってしまうと、たったひとつしかありません。

文型は「S+V」の1種類だけです。

『村上式シンプル英語勉強法』

 

スタディサプリENGLISH

英語を聴く力をつけるために、スタディサプリENGLISHを使います。

リクルートが提供する英会話用の学習アプリです。

「聴く」以外にも単語の勉強や「話す力」も身につきますが「リスニング強化用」として使います。

スマホがあればどこでもできるので、通勤時間を有効活用してください。

 

スタディサプリENGLISHがおすすめな理由は2つあります。

日本人が英語が聴き取れない理由を、音の連結、弱音が多いと定義してる。

ふだんのトレーニングを分析して、自分用の練習メニューをカスタマイズしてくれる。

 

英語が聴き取れない理由を、「ネイティブが早く発音してるから」と定義してしまうと、

倍速で聞けばいいとか、シャワーのように英語を聞き流せばよいとか、全く効果のない勉強にエネルギーを使ってしまいます。

 

日本人が英語を聴き取れない理由は簡単で、「こう聞こえるハズだと日本人が思ってように、ネイティブが発音してない」だけ。

単語と単語の音がくっついてたり、学校で習った単語の発音と違うからです。

 

日本人が聞き取れない「弱系」と「連結」

英単語を辞書で調べると発音が2パターンのってます。弱く発音するときと、強く発音するときで、音が違うのです。

学校では習う英単語は、強いほうの音です。しかし、実際には弱い音で発音されるほうが多いのです。

 

英語には母音(アイウエオ)と子音があります。母音と母音が並ぶとと、くっつけて発音されることがあります。

単語と単語がくっつくので、全体としては短くなります。これがネイティブの話すスピードは速いと感じる原因です。

速いのではなく、短縮してるだけなのです。

 

弱く発音される

例えば「she=彼女」はカタカナにすれば「シー」です。

しかしネイティブの発音だと「シ」としか聞こえません。

同じように「her=彼女の」も「ハー」ではなく「ァー」ぐらいにしか聞こえません。

 

音がつながる(同化、連結、、)

例えば「If I ~」。

カタカナ英語だと「イフ アイ」ですが、実際は「イファィ」とくっついて聞こえます。

ネイティブはローマ字通り発音しないこともあるのです。

 

↑このような日本人目線で考えたときに知っておくべき発音のルールをスタディサプリENGLISHで習得します。

 

自分で発音してみる

ネイティブと全く同じ発音をするのは無理ですが、ルールを意識しながら再現しようと努力してください。

大事なのは、発音をマネるのではなく、ルールを頭と体で覚えることです。

思考なしに、音をマネしても、ルールが頭に残らなければ意味がありません。

 

さらに重要なのは、正しい発音になってるか?です。

頭と行動が違ってることは、よくあることです。例えば、歌が音痴な人は、自分では上手に歌えてるつもりなのですが、音がずれてるわけで。。。

英語も同じで正しい発音ができないと、聞き取れるようになれません。リスニングとスピーキングはつながってるのです。

スタディサプリENGLISHには、音声判定機能がついてます。

自分の発音が正しいかどうかを判定してくれます。録音機能もあるので、自分の発音や声の調子を聞いてみるのも、上達につながります。

月額980円で24時間いつでも使えます。個人レッスンにかかる費用とは比べ物にならないぐらい安く、そして何度も繰り返せるので学習の成果が出やすいです。



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英語の勉強2ヶ月目

使用教材

・1億人の英文法[話す]

・スタディサプリENGLISH[聴く]

 

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英語の勉強3ヶ月目

使用教材

・1分間英語で自分のことを話してみる[書く]

・スタディサプリENGLISH[聴く]

 

1分間英語で自分のことを話してみる

「会話=言葉のキャッチボール」とよく例えられます。

英会話に自信をもつための秘訣は、あらかじめセリフを準備しておくこと。

「そんなこと言っても、どんな話になるのか分からないでしょ?」
と思うかもしれません。

たしかに、そうです。

ただ、ネタを100個準備しておけば、その範囲内で会話することは可能だと思いませんか?

・絶対必用になるのが「自己紹介ネタ」
・日本に興味のある人なら、「日本紹介ネタ」

あとは、状況に応じて準備しておけばokです。

英会話ネタ本を作るのに、最適な教材が『1分間英語で自分のことを話してみる』です。

この本を利用して、会話ネタを英文で作っておきましょう。

完成したら、原稿を見なくても言えるまで音読してください。

必要に応じて同じ著者の『日本のことを1分間英語で話してみる 』も利用してください。

 

心のなかで音読するだけでも効果あり!

作成した英文を、目でみて心のなかで音読するのも効果があります。

例えば、空き時間に立ち寄ったカフェで音読、、、とはいきませんよね。

声がだせない場所では、心のなかで唱えてください。

英文を音読するだけでなく、くり返し確認することも効果があります。

 

習慣化させるには「20秒ルール」

習慣化できるかどうかは、20秒以内でスタートできるかにかかってます。

それ以上かかると、面倒くさい気持ちが優先して、なかなか習慣化できません。

20秒以内で英文の確認作業に入るのは、難しいと思うかもしれません。

しかし、スマホならどうでしょうか?

手元にある可能性が高い人が多いと思います。

電話やメール、LINEで勉強が中断する、ついついネットをしてしまう。。。
と勉強の妨げになる可能性もありますが、使い方によっては英文を記憶するのに最適な道具になります。

スマホのメモ帳や、Evernoteなどで、すぐに英文を確認できるようにすると、習慣化しやすいです。