わたしの読書方法について、まとめてみます。本のエッセンスを箇条書きにしてまとめていくスタイルです。
これは本田直之さんの本『レバレッジリーディング』を読んだのがきっかけて始めました。
読書ノートは「紙」「デジタル」の両方を試し、現在は「デジタル」に落ち着いてます。
Evernoteに読書記録をつける
始めたころはワードにまとめてファイルしてました。今はEvernoteに直接書き込んでいます。
デジタルの魅力は、検索性の高さ!
ほしい情報をサクサク検索するために「タグ」を複数設定する

By: Jorge Correa
その威力を存分に発揮させために「タグ」の設定は必須です。
以前は本のジャンル別にファイルを作り、そのなかにワードで作った文章を保存してました。
【読書】というファイルを作り、中に「ビジネス」「健康」「歴史」などのファイルを設定してました。
Evernoteでは、「読書」というノートブックを作成し、そのなかにどんどんノートを作成。
読書記録タイトルのつけかた、タグの具体例
ノートタイトルは「書名+日付」にしてます。タグに「歴史」「ビジネス」などジャンルを設定。
歴史をさらに細分化した「古代」「中世」「近代」「現代」「日本史」「世界史」
『ビジネス』なら「時間術」「整理術」「トーク術」など細かく設定することもあります。
わたしの読書ルールは4つ!
わたしが読む本はビジネス書が中心です。古典や小説などの読み方とわけています。
これからご紹介する3つのルールは、ビジネス書系のものです。
(1)2割のページに8割のエッセンス
(2)「これはいいぞ!」と思ったら、本を閉じて即実行
(3)睡眠前に読書はしない。
(4)1年以内に処分。
以下、4つの詳細を話します。
2割のページに8割のエッセンスが入ってる。
本を隅々まで読み込むことはしません。
なぜなら、本のポイントは全体の2割程度に収まるからです。
著者は、読み手に分かりやすくするために例を多用しながら説明します。
あるいは論理的な説明になるように順をおって説明します。
そうしないと幼稚な文章だと、レビューで書かれるかもしれませんし、実際に言いたいことだけをポイントにすると本のページ数が極端に減ります。
ベストセラーになると、サイズが大きめの薄い本が出版されることがあります。
ポイントはあの程度にまとまるのです。しかもあの系統は文字が苦手な人でも抵抗なく読めるように絵や図が多用されています。

By: Ali Edwards
時間は有限です!
ある程度の学びを得たら、実践や検証、次の学び(別の本)に移るのが得策です。
ちなみに、同じ著書の関連本も、だいたい柱になるポイントは同じになります。
共感できる、文章がわかりやすい、おもしろい本をみつけるとその著者の本を何冊も読むことがあります。
全く同じになることはありませんが、ポイントは同じことが多いです。それでも、気に入った人の本は読みます。
ある考え方を、AとBにあてはめたときこれで2冊の本が書けるわけですが、読み手としてはおもしろい。
「そうか、こういう風に落とし込むわけか」と思うわけです。
「これはいいぞ!」と思ったら、本を閉じて即実行する。

By: Dave Haygarth
ビジネス書を細分化すると「時間術」「仕事術」「エクセルの使い方」「整理術」「営業トーク術」「文章の書き方」などノウハウ系が多くあることが分かります。
ノウハウ系の情報にふれた場合、「なるほど」と思うだけでなく即実践します。
ノウハウをまとめたり、本に線をひくだけで終わっても、実践しないと意味がありません。
ビジネス書を読むのは、何か悩み、問題、壁があるときではないでしょうか?
つまりプレーヤーとしてのスキルアップを必要としているわけです。
スポーツの監督や解説者になりたくて本を読むのではなく、プレーヤーです。そこを忘れないように読書してます。
本を買うだけで満足してしまう時期がありました。
何か賢くなれる気がする。。。そういうワクワク感でレジまで行ってました。いざ購入すると、全然読まない、何も実践してない。
精神安定剤代わりに本を買っていたのです。月3万ぐらい本代にあてていたこともあります。
もちろん実践してリターンを得れば、投資になるのですがあきらかに浪費でした。
今はルールを決めて、実践しないなら本は買わないと決めています。
睡眠前に読書はしない。

By: Andrew Roberts
寝る前に読書をすると、睡眠の質が低下するのでしません。
睡眠を疎かにして、高いパフォーマンスの活動はできません。
「寝る前に読書をすると、睡眠時間が減るから読まない。」というわけではありません。
「知的興奮で目が覚めて寝れなくなる。」という理由です。
興奮すると脳が活性化するので、寝れなくなります。
「興奮」というのは性的なものばかりを指すわけではありません。
1年以内に本は処分。
「また読むかもしれない」と思ってもまた読み返す本はなかなかありません。
部屋のスペースばかりを占有していきます。なので紙の本は1年以内に処分します。
ブックオフに売りに行くことが多いです。新しい本ほど高価買取の可能性があります。
年末の大掃除でどうせ処分することになりそうなら、スピード感をもって処分すると売却金額が上がるかもしれません。