英語の勉強が続かない。。。と悩んでませんか?
英語は学生だけが勉強するものではありません。大人になっても、就活、昇進のためにTOEICの勉強、外国人観光客の増加や海外勤務、教養として勉強することに。
いざやるぞ!と決心して挫折する人が多いです。
今回は勉強が続かない人の特徴を紹介します。自分があてはまるかチェックしてみてください。さらに対処法をまとめたので、参考にしてください。
英語の勉強が続かない人の特徴とは?
誰かに管理されないと勉強できない甘えん坊
英語の勉強が続かない人のなかには、ライバルがいないと燃えない、誰かに褒められないとやる気が出ないという方がいます。
人間は良くも悪くも競争の呪縛から逃れられません。学生のころはテストで順位をつけられ、偏差値の高い高校、大学に合格するよう教育されてきました。
大人になったら、同期よりも早く昇進したい、友達よりも良い車に乗りたい、インスタでリア充アピール、、、
必ず「誰かの目」を意識するクセができてます。
これは英語の勉強も同じで、他人よりも学習時間が多いとか、レベルの高い参考書、問題集を使ってるとか、そういうライバルよりもすごい自分、優越感がないと燃えないタイプの人がいます。
「誰かの目」というのは、ライバルとは限りません。「先生の目」も当てはまります。「頑張ってるね」「スゴイじゃないか!」と褒められたい人です。
受験競争を勝ち抜いてきた人に多い特徴です。大人になると、英語の勉強は個人の世界になります。先生もライバルもいません。他人と比べられなくなるので、頑張る理由がなく、長続きしません。
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後先気にしない「ガンガンいこうぜ!」タイプ
英語の勉強が続かない人は、学生時代、テスト週間だけ集中して気合と根性で勉強してるタイプが多いです。
睡眠時間を削るなんて平気、栄養ドリンクがあれば3日はいけるよ♪
と10代の成功体験から抜け出せてません。
「一生懸命」ではなく「一所懸命」が勉強スタイルになってます。
定期テストだけ頑張るタイプの人は、推薦入試やAO入試で進学してる可能性が高く、まともに受験勉強をしてません。「一所懸命」という学習スタイルの限界に気づくことなく大人になってます。
なので、社会人になってからの英語の勉強も、同じスタイルで始めます。
もやは10代のような体力はありません。睡眠時間を削ったら、翌日はボロボロ。栄養ドリンクも1本1,000円ぐらのを飲まないと、効いてる気がしません。
学校の期末テストのように範囲がせまくありません。TOEIC、ビジネス英語、日常英会話、どれをやるにしてもです。
学生時代の勉強法から抜け出せてない
英語の勉強が続かない人は、学生時代の勉強法、成功体験から抜け出せていません。
英文法も英単語も全然覚えてないよ、、、と言う方が多いです。しかし、全部忘れたわけではありません。「This is~」をひっくりかえせば疑問文になるのは、なんとなく覚えてる、desk=机 は分かるという感じで。
それと同じで学生時代の勉強法もなんとなく体が覚えてる。だからそのままスタートしちゃんですよね。
学生時代にやった英語の勉強法がハマることもあれば、ハマらないこともあります。環境が全然違います。
大人は仕事や育児、家事がありますので、勉強だけやればokという環境にありません。前提条件が違うのに、同じ学習法をあてはめても同じように成功するとは限りません。
さらにいえば、学生時代の英語学習は「英文法」と「英文読解」が中心になります。しかし社会人は、リーディングのほかに「リスニング」の比重が高くなります。
TOEICでも英会話でも、英語を聞き取る力が低いと話になりません。もちろん高校受験や大学受験でもリスニング問題はありますが、この比ではありません。
学生時代に英語の成績が良かった人ほど、過去の勉強法で取り組んで挫折してるので注意が必要です。
自分の軸が定まらない浮気者
英語の勉強が続かない人は、勉強法や教材を短期間にいろいろ変えてしまいます。
英語の学習法は本やネットで調べると、いろいろあることが分ります。
成功体験を共有できることは素晴らしいことです。しかし、軸がブレブレの人がハマると悲惨な結果になります。
例えばTOEICで満点をとったAさんの勉強法を、自分もやってみようと思った。
はじめの数日は続いたけど、だんだんモチベーションが維持できなってきた。
7日目には、勉強する気がおきず、仕事帰りに本屋でみかけたBさんの勉強法。これなら続けられると、おすすめの問題集や参考書をかいあさり、ハイテンションで帰宅!それから7日めには。。。。。今度はCさんの勉強法を
この繰り返しで勉強法の軸が定まらずブラブラし続けるのです。
どんな勉強法でも、数日で結果はでません。最低でも3ヶ月は続けないと効果はでません。
勉強法の軸が定まらないという意味では、すぐ自分流にアレンジする人もいます。
個人によっておかれた環境は違いますので、柔軟な対応ともいえます。しかし、Aさんの勉強法を極める前に、自分流に変えてしまって良いのでしょうか?
「守破離(しゅはり)」という言葉があります。
茶道や武道にかかわってる人なら知ってると思います。はじめは師匠から教わる「型」を守る。そこからアレンジの「破」にはいり、師匠とは別の「離」にいたる。
これは英語の勉強にもあてはまります。どんな環境であっても、師匠から教わった型を守るべきです。
「守」を絶対のルールにしないと、1日単語100個暗記がノルマなのに、1日10個とか楽なほうにばかり流れていきます。
もしくは、型を守ってないのにAさんの方法は効果がでないと、間違った認識をもつ人もあらわれます。(どの人にも必ず効果がある万能薬はありません。ここで問題にしてるのは、自分がAさんの勉強法を極めたつもりになってることです)
英語の勉強が続かない人の対処法とは?
成功者のマネをする
TOEIC、ビジネス英語、日常英会話、どの分野にしても必ず成功者がいて勉強法を公開してくれてます。
書籍やブログのほかに、ユーチューブなどの動画サイトにもあります。どの人の勉強法が自分にあうのかは、試してみないとわかりません。
パッと見で、よしやってみるか!!!ではなく、じっくり分析してください。英語の勉強が続かない人ほど、ここに時間をかけるべきです。
あとから話しますが、一度決めたら必ず3ヶ月は続けることです。後戻りは許されません。だからこそ英語の勉強法の選定には時間をかけるべきです。
自己分析ができてないと、どの勉強法がピッタリなのか分からないかもしれません。その場合は、憧れの人の勉強法を選んでみるのもひとつの手です。
最低でも3ヶ月は続ける
「守破離」にある通り、最初は「守」からスタートです。最低でも3ヶ月が守って継続してください。これでもかというぐらい愚直に、バカ正直に方法をまねしてください。
師匠に言われたことの1,5倍増しで努力される方もいます。1日腹筋100回と言われたら150回やる人ですね。
これはケースバイケースですが、ノルマを増やすことに関しては「破」ことにはなりません。自己流のアレンジでなく「守」の段階と定義してかまいません。
ただし、短期間で効果がでそうだから、、、という安易な発想で倍増させないでください。つらくなって挫折する可能性が高いのでムリは禁物です。
固定概念に縛られない
英語の勉強といえば、椅子にすわって長時間勉強するもの。問題集や参考書、それに電子辞書が3点セット。
こうあるべき、という固定概念が誰にもあるものです。英語の勉強が続かない人は、特にその傾向が強いです。
しかし、それは過去の自分が作り上げた幻想だと考えるほうが得策です。今ではスマホがあれば電車やバスのなかでも英語の勉強はできます。
技術は進歩してるのですから、あなたの考え方もアップデートしていかないと、本当は自分にピッタリだった勉強法との出会いをみすごしてしまうかもしれません。