『エッセンシャル思考』で紹介されているフレームワーク。
限られた時間や労力を有効活用するには、「何に集中すべきか?」「何をやらないのか」を決める必要があります。
いざ決めるとなると、取捨選択の難しさに悩む人が多いと思います。

「アレはやっておかないとマズイな」「コレも」・・・・
「たった1つの何か」を見つけるはずだったのに、気づいたらToDoリストが完成してました
『エッセンシャル思考』を読んで、目的と目標が明確になっていないのが原因だと分かりました。
行動内容やその先にある最終形を寸分違わずイメージ出来ないと、「何に集中すべきなのか?」「何を捨てるべきなのか?」が判断できません。
最優先事項を見極めるための本質目標
本質目標とは「具体的で自分がワクワクする目標」
数字も含めて内容や期限が具体的になっている、達成できたかどうかが判断できることが重要です。

「目標の決め方」としては、良くある話だよね。。。
はじめ、そう思いました。
しかし、このフレームワークは、「本質目標」以外を知ることで、それが何かを理解できるのがポイント。
ふつう、本には「数字も含め、内容や期限を明確にしましょう」ぐらいしか書かれてありません。
最終的には自分の目標を決めるわけですが、解釈の仕方によって個人差が生まれます。
例えば、「年内に100件新規顧客を増やし、売上を1000万から2000万にする」と目標を立てる人がいるかもしれません。
たしかに数字も含まれ、内容も具体的です。
しかし、四半期目標なら合格点ですが、本質目標ではありません。
自分が、どんなに疲れていても、実行したくなるのが本質目標
ちなみに、このフレームワークは「ビジョン、ミッション」「価値観」「四半期目標」を否定しているわけではありません。
何か目的があって、ほしい未来がある。
たどり着きたい未来のために「やるべきこと」がある。
じゃあ、「いま」やるべきことは何なのか?
時間や労力が有限の中、いま集中するべきことを見つけるために「本質目標」を決める。
このためのフレームワークです。