【書評】人生を思い通りに操る 片づけの心理法則|そうじ必須本

読書感想まとめ

『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』の書評、レビューです。

本書の最大のポイントは”片づけ”を「自分のリソースを目標に向かって集中できる環境をつくること」と定義し、心理法則を利用して習慣化、ユメを叶えて幸福になるための手段としてることです。

時間やお金などの資源を、目標達成のために最大利用するための片づけ術です。

「人生を思い通りに操る 片づけの心理法則」のポイント

★断捨離、ミニマリストとの違い
できるだけモノを減らして暮らすミニマリストとの違いは、ユメを叶える手段として片付けを位置づけてること。

例えば、洗濯機を処分して板で手洗いすることは、本来であれば目標達成のために使えたであろう時間を奪うことになるので非効率とします。

★整理術との違い

100円ショップのグッズを組み合わせるとか、衣類をコンパクトに収納するなど、管理するコストを考え、見合わないノウハウは取り入れません。

目次

第1章 自由な時間が増える!片づけの基本・3原則

第2章 心理的片づけで得られる5つのメリット

第3章 迷わずに捨てる!モノが勝手に減っていく7つの質問

第4章 これで二度と散らからない!毎日の片づけ習慣7

第5章 理想の部屋をつくる!エリア別・片づけの鉄則5

第6章 スケジュールの片づけ 時間を最大活用する7つのテクニック

第7章 迷わない人生を生き、人生を最大化する8週間プログラム

著者
メンタリストDaiGo

片づけの目的

「迷う時間、モノを探す時間、管理する時間を減らして、そのぶん自分がやりたいことを実現できるようにする。」

そのためには?

①「3択」の原則
②「初速最大化」の原則
③「ローコスト管理」の原則

片づけのメリット

5688709 / Pixabay

「より良い未来が選べる」

→長期視点で理想の人生、生活を描き「いらないモノではなく、必要なモノに目を向けよう」

「片づけで頭脳労働に集中して、”価値ある仕事”ができる」

「所有ではなく、使用が幸せを生む」

「片づけで”空間+時間+気持ち”のゆとりができる」

 

モノが勝手に減っていく7つの質問

geralt / Pixabay

・いったん捨てたとして、これを書い直すか?
・長期旅行に持って行きたいモノか?
・誰かが買ってくれるとしたら売るか?
・あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?
・お金が無限にあったら、本当にこれを買うか?
・これを何回我慢すれば、ほしいモノが買えるか?
・3年、5年、10年経っても必要か?

二度と片づけなくていい部屋をつくるには?

qimono / Pixabay

習慣1:1イン2アウト
習慣2:一日一与
習慣3:5秒以内に戻せるルール
習慣4:6割収納ルール
習慣5:数量限定
習慣6:写真暗示
習慣7:自然に片づく小技の活用

人生を最大化する「時間の管理法」

TeroVesalainen / Pixabay

 

1.「午前のアポ」「午後の集中」を捨てる
2.時間の「使いみち」を先に決める
3.疲れの元凶「やり残し仕事」をなくす
4.マルチタスクの「ながら状態」を脱出する
5.スケジュール帳を「真っ白」に近づける
6.スケジュール帳に「評価」を記録する
7.「時間」より「行動」の管理にフォーカスする

書評:片づけの必須本!

 

2017年に読んだ本の中で』一番良かったです。

自分の理想、目標を実現するための片付づけ術というテーマが気に入りました。

読む前までは、心理学を利用してお片づけ術程度にしか考えてませんでした。良い意味で裏切られました。

『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』について、ポイントを2つあげます。

1.いらないモノではなく、必要なモノに目を向ける

stux / Pixabay

一般的な片づけ本は、今を基準に考えることが多いです。処分するか残すかを選ぶ時、いま必要なのか、もしくはその延長で未来に使いみちがあるのかを考えます。

本書は、未来の理想を描き、そこにあるべきモノかどうかで、処分するかどうかを決めます。(買うかどうかも同じ基準)

整理術、断捨離、ミニマリスト、どれにも共通することは、一歩間違えると「片付けが目的」になってしまうことです。

きれいに整理できた、モノがなくてスッキリした、「じゃあ、そこで何をやるの?」という視点が欠けてると、やることがないので、片付けを目的に生きてしまいかねません。

整理術や断捨離のコンサルタント以外、「片づけ」は幸せになる手段であり、目的にしてはいけません。

 

2.片づけは最高の意志決定トレーニング

今はモノや情報だらけです。なにを選ぶかよりも、なにを選ばないかが重要になってます。

時間やお金は有限ですから、どこに分配すれば最大効果を得られるのか、投資に対するリターンを常に考えないとムダが増えていきます。

★高校生、大学生のLINE離れ

学生がLINEよりもインスタに時間を割くようになったのは、ひとつの象徴です。

LINEは連絡をとりあうのには便利なツールかもしれませんが、常にチェックしておかないとマズイという足かせにもなります。

最低限の使用におさえて、インスタで自分をアピールしたり、本当に仲の良い人同士でDMを送りあうようになったのは自然な流れかもしれません。

★価値ある仕事のために

AIに仕事を奪われ5年後、10年後に自分の仕事は残ってるかと不安な人も多いと思います。

生き残る手段として有効なのは、アイデアやイノベーションを生む力をもつことです。

そのための学習法が『知的生産力を高める独学の技法』という本で紹介されてます。

独学で重要なのは「入れない情報を決める」ことであり、イノベーションを生むためには「常識を疑うという態度を身につけることではなく、見送っていい常識と疑うべき常識を見極める選球眼をもつ」と説明してます。

★選ばない=リスクしかない

選ばないことが加点対象から外れるだけなら良いのですが、今後は、時間の浪費、仕事をAIに奪われるなどのリスクでしかなくなるということです。

片づけは物理的な生活環境を良くするだけでなく、考える力を鍛えるトレーニングにもなるのです。

本書では「①「3択」の原則②「初速最大化」の原則③「ローコスト管理」の原則」を利用して、モノを処分していきます。慣れてきたら3原則を情報に応用してみましょう。考える力も身につきます。

まとめ

テンションがあがる場所にノートとペンを持って出かけてみましょう。

ワクワクを感じること、こういう生活がしたい、こんな仕事をやってみたい

いろいろノートにまとめてください。

その世界に、必要なモノ以外は処分すれば良いのです。

わたしはこの世界観に共感してますし、もしアナタも同じなら、この本は買いです。

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