断捨離、ミニマリスト、これらのキーワードが気になる状態とはなんなのか?と考え続けていました。
すると「モノを捨てる・減らす」がゴールではなく、「今の自分を変えたい」ことに気づきました。逆をいえば、今の自分、生き方に不満があった、ということです。
自分を変えるには、思考を変えないといけません。わたしはエッセンシャル思考と出会い実践することで、自分を変えることができました。
さいごまで読むと、仕事や人間関係がうまくいってない、将来に不安がある人の突破口が見つかりますよ。
モノを捨てたらスタート地点、「思考」を変えてスタート!
モノを減らすだけでも心理的なストレスは解消されます。まさに”環境がひとを変える”というスタート地点にたてます。
しかし、新しい自分を受け入れる環境が整っただけで、なにを受け入れるかを精査しないと元の木阿弥です。
断捨離やミニマリスト系の書籍、ブログを読むのが、つまらなくなる理由はそこにあります。
モノを減らすだけでは、スタート地点に立っただけ、自動で新しい自分が始まるわけではありません。本当に欲しいモノが手に入らないのです。
ここでは、物理的なミニマリストで終わるのではなく、思考の変化を受け入れ、不満だらけの生き方、自分から脱却した方法を紹介します。
参考になった本は「エッセンシャル思考」です。
エッセンシャル思考の目指す生き方とは「より少なく、しかしより良く」です。99%の無駄を捨て1%に集中するのが、エッセンシャル思考です。
エッセンシャル思考:選択、ノイズ、トレードオフを意識する
私たちの時間とエネルギーには限りがあります。どこに集中すべきか「選択」しないといけません。なにかを選ぶということは、なにかを捨てることです。つまり「トレードオフ」と表裏一体なわけです。
「選択する」ためには不必要な情報(ノイズ)を捨てなくてはいけません。なにが重要で、なにがノイズなのかを見極める思考が必要です。
わたしたちは何でもやろうとします。
「何でもできる、やらないといけない」という積極的な理由と
「考える、断るのが面倒なので、とりあえず目の前にあるものは何でもやる」という消極的な理由の2つがあります。
まずは、「何でもやろうとしない」と決めることが大切です。
もちろん、いきなり全てをそうできるわけではありません。しかし、少なくとも自分で決断することは、今日からでもできます。
ACTION-PLAN
・何に集中すれば、自分にとってベスト、幸せなのかを考える。
・ちょとの勇気で変えられそうなら、明日ためしてみる。
例えば、あなたが事務職で働いてるとします。自分で調べようとしない上司がいるとします。
「あれ、どうだったけ?」と聞かれたとします。内心では「そんなの知らないよ(怒)」と思っても、調べてあげる。
ちょっと勇気をだして「すいません、今手が離せないので、調べられません」と言ってみるだけで良いのです。
そんなこと言ったら、怒られる、アイツは使えないヤツだと思われるのがイヤ、と思うかもしれません。しかし、現実、何でも屋にされるのが不満なら、試してみるべきです。
意外に、自分でも驚くくらいに、相手の反応はフツウです。こうなるのが怖いというのは、自分の作った幻想であることがほとんどです。「他人の期待」に全て応えようとしてないか精査してみましょう。
ちょっとの勇気で、あなたの貴重な時間とエネルギーを、どうでもよいことに分散させずにすむかもしれません。
「正しく減らす」には技術が必要
「エッセンシャル思考」では以下の3つの技術を、日頃から回していくと、正しく減らすことができて、目的に対して最大効果を得られるとしてます。
1.見極める
2.捨てる
3.しくみ化する
1.見極める
多数の瑣末なことのなかから、少数の重要なことを見分ける
本当に重要なことを見極めるために必要なことは5つ。じっくり考える余裕、情報を集める時間、遊び心、十分な睡眠、そして何を選ぶかという厳密な基準だ。
自分に必要なものが何かを見極めないといけません。あれもこれもとエネルギーや時間を分散させると、なにも得ることはできません。それほど世の中は甘くありません。
もし、今よりも収入を増やしたいなら、昇給するための努力をするのか、副業して別の収入源を作るか、転職して収入を増やすか、などの選択肢が思い浮かぶと思います。
どの道を選んでも時間とエネルギーが必要です。だからこそ選択は慎重にしなければなりません。
・思考を視覚化して、深掘りする
早朝や夜ねる前の静かな時間に、考える時間を作りましょう。スマホを手もとから話して、外部とのつながりをオフにします。
考える時間に決まりはありませんが、60分以内が限度だと思います。大きな紙に、思い浮かんだ言葉を書き込んでいきます。
「考える時間」が習慣化すると、いつでもどこでも「考えのかけら」が生まれるようになります。寝ている間、通勤、入浴中、とこでも考えが浮かびます。
メモ魔になりましょう。すぐ忘れますので、しっかりメモしておきましょう。言葉の切れ端を集めていくと関連性がみえてきます。点と点がつながって線になり、本質が見えるのです。
例えば「収入を増やしたい」だけでなく、「業界の将来に不安を抱えてる」、そもそも「ブラック企業である」などの理由があれば「転職」がベストな選択になります。
↑紙に落とし込むときには使用してるゼニスのジ-クエンス360°ノート
2.捨てる
多数の瑣末なことを容赦なく切り捨てる
すべてを手に入れることが不可能なら、何かを捨てるしかない。では、誰がそれを決めるのか?もしも選択の権利を放棄するなら、他人があなたの人生を決めることになる。
仕事や人生の決定打となるブレイクするーは、不要なものを切り捨てることから始まるのだ。
3.しくみ化する
努力せず、エッセンシャル思考を実現する
努力と根性でやりとげるのではなく、すんなり実現するような仕組みをつくるのだ。無駄な作業に費やす時間が減る分、じっくりと計画を立てて、事前に障害を取り除くことができる。
人はラクをしようとする生き物だ。だから、何の苦労もなくスムーズに正しい行動ができるようにしておこう。
人間は弱い生き物です。やる気だけでは、いつまでも続けることはできません。成果をえるためには、それなりの時間が必要なのも事実です。だからこそ無駄なことに時間をかけてはいられないのです。
例えば「転職する」と決めたならば、余計な情報(ノイズ)を遮断して、一直線に突き進まないといけません。じゃないとことあるごとに決意はゆらぎ、こんどは「このままで良い理由」を探します。
慣性の法則というやつは、脳にもあてはまるのです。なので「いつもは嫌な上司」だと思ってたのに、「いい人」に見える理由を脳は探し出します。
ノイズを遮断して、継続するには仕組みをはじめに作らないとダメなのです。転職するなら、成功者が歩んできた道が仕組み化されてないかを探すことが大事なのです。
トライアンドエラーの繰り返しから仕組みは生まれます。仕組みを作ろうとすると、失敗はさけられませんので、やる気をうしない挫折するリスクも抱えることになります。
なので、ここに集中する!と決めたことには、お金で仕組みを買う、という投資の思考をもつべきです。
目に見えるモノにお金はだすけど、見えないモノには心理的なブレーキがかかりやすい人も多いです。最新のスマホや、洋服、靴、車、などローンを組んでても買うのに、勉強法やスクールには1円も払いたくない。。。
モノを減らすと、本質は目に見えないモノにあると気づきます。
わたしが購入した仕組み一覧
語学学習
「英語・英会話」の勉強に利用してるのが「スタディサプリENGLISH(日常英会話コース)」です。スマホにアプリをいれておけば、どこでも勉強できます。
辞書片手に何時間も椅子に座って、という受験スタイルが勉強だと考えてはいけません。
外出中、バスの待ち時間、電車にのってる間、さまざまな空き時間をみつけてサプリをやれば1~2時間の勉強ができます。
家に帰って毎日必ず英語の勉強ができる人は、サプリはいらないでしょうが、そうでない人にはオススメです。
教材を何度も買い換えてしまう、英語の勉強が長続きしない人には、継続する仕組みとして、そしてなによりも教材の質が素晴らしいスタディサプリはピッタリです。
1ヶ月980円で、単語、フレーズ、ディクテーション、発音判定、英会話を上達させるトレーニングを使い放題です。
会話は「話す」よりも「聴く」ほうが重要です。スタディサプリには利用者の成績を分析して、独自のリスニング強化プランを作成してくる「リスニングPLUS」があります。専属のトレーナーを24時間雇うのと同じです。
聞き流しの教材を使っても上達しない、スピードが早くて英語が聞き取れないと思ってる人には特にオススメです。
就活、昇進、転職、なにかとつぶしが効くのがTOEICです。定期的に受けておくと、いざというときに武器になります。
わたしは「日常英会話コース」のほかに「TOEIC対策コース」も受講してます。
何度も満点をとってる関先生の授業と、スタディサプリの機能の融合で最強のTOEIC対策ができます♪
これさえあれば何もいらないですよ。
転職
転職に成功した人が通った道を、自分も歩んだほうが成功する可能性は高まります。学生が受験のために塾や予備校に通うのと同じように、大人が転職するなら仕組みがそろってるエージェンシーを使うのが得策です。